Parisで歴史を感じた日

昔から歴史の授業だけは大好きでした。

何百年も前の事が発掘や研究によって明らかになり現代まで語り継がれる。
自分が生まれるずっとずっと前、日本や諸外国で人々はどんな生活をしていたのか。
何を着て何を食べていたんだろう…..どんな家に住んでどんな生活を送っていたんだろう…..
とても興味があります。

なかでも子供の頃から興味があったのが、フランス革命期のマリーアントワネットの生きざまです。
悲劇の王妃と呼ばれ様々な文献も出ていますが、特にツヴァイクの書いたマリー・アントワネットが好きで何度も読みました。

Parisへ行った際は必ずコンシェルジュリーへ行きます。
ここはアントワネットが処刑される前に幽閉されていた場所なのですが、中へ入るとタイムスリップしたように私もアントワネットと一緒に幽閉されているような気分になります。
時が巻き戻るというか一瞬で空気感が変わる気がして歴史を感じます。
この中で若いアントワネットは何を思いコンコルド広場の処刑台へと向かったのだろう。。。。
本当の事は彼女にしかわかりません。

前回Parisへ行った時に初めてカルナヴァレ博物館へ行きました。
ここは16世紀の館を利用した歴史博物館でマリー・アントワネットの遺髪があるというのを知り絶対に行かなくては!!!!!と密かに楽しみにしていました。
場所はマレ地区。
1人テクテクお散歩がてらMeertに寄ってシトロンのゴーフルを買い、裏の公園で食べていざ潜入。
美しいルネッサンス様式の館は見ているだけで時が戻るようでした。

アントワネットの遺髪。
どのように保管されているのだろう。早く見たい!!
しかし館内をくまなく見てもそれらしき物がありません。
途中途中に座っている学芸員さん何人かに聞いてみました。
答えは皆同じ「あっちへ行ったらあるよ!」
くるくる回っているうちに入口に戻ってきてしまいました。。。。。。
どこにもない!なんで!?
呆然と立ち尽くす私に入口にいた黒人女性が声を掛けてくれました。
「どうしたの?」最初に入る時に親切にロッカーの場所を教えてくれた女性です。
「実はアントワネットの遺髪を見たくて来たのにどこにもないよ。何人かに聞いたけど私には見つけられない。。。。」
すると「あー!今日はそのエリアがクローズなの!」との答えが!
学芸員さんたち大丈夫!?と思いながらしょんぼりしているとその女性が
「特別にいい物を見せてあげる!ついてきて!」と。
私は「今回ずっと遺髪を見るのを楽しみに日本から来たの。アントワネットの生きざまにとても興味があるから」と
伝えました。
彼女は「分かるよ!」とウィンクしてずんずん歩いていきます。
すると小さな部屋の前で止まり、「ここも今日は公開していない場所だけど、アントワネットの使っていた物を展示してあるから好きなだけ見ていていいからね」と言い置き立ち去りました。
ものすごく嬉しくてひとつひとつじっくり見ました。
私だけが今アントワネットを独占している!!すごい!と思いながら。
繊細な刺繍が施されたレースの小さなナイトキャップ。小さな手鏡や小箱。何を入れていたんだろう。。と思いながら見ていました。
ブローチや扇子も素敵でした。よく時を経て今まで綺麗に保存されていたなぁと思います。
一番印象に残ったのがこのミュール。

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小さなミュールがとても綺麗に保管されていた事にも驚きましたが、アントワネットがこれを履いてどこに行きどんな生活をしていたのかも気になりました。
どんなドレスに合わせていたんだろう。。。
一度会ってみたかったな。笑
そして何よりも黒人女性の粋なはからいが一番嬉しかったです!一生忘れない!
次は絶対に遺髪を見に行きたいと思っています。

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覗いて頂けると嬉しいです。 

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